Q&A
よくある質問
JUJU
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- JUJUを希釈する際に、配分を間違えるとどうなりますか?
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もしもJUJUの分量が少ないと、洗浄やコーティングの効果が薄れてしまいます。ただ、多少JUJUの分量が増えてしまう分には問題ありません。
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- JUJUで洗車したのに、艶が出ないんですけど…。
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長期間メンテナンスを行っていない車や比較的車齢の経った車だと、塗装面に汚れや鉄粉などが堆積し、表面がザラついている場合があります。このような状態だと、JUJUで洗浄しても艶が出ず、撥水性も劣ってしまいます。そのため、SILQまたはHEXXでの施工をおすすめします。
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- JUJUで洗車した後に、DETAILERやSILQなどを使用できますか?
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VOODOORIDEの製品は、別のラインナップ同士が干渉し合うことはありません。そのため、JUJUで洗車後にSILQを使用してコーティングしても問題ありません。
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- ワックス効果はどのぐらい持ちますか?
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JUJUのワックス効果は、基本的には約1週間です。天然カルナバ蝋がボディーにレイヤー(被膜)を張れる限界値が1週間となっているためです。ただ、天候によってはさらに短くなる場合もあります。
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- 洗車中に水をはじかないのですが…。
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JUJUは洗車後の水滴の拭き残しによる跡の発生を抑えるため、撥水しないように製造されています。拭き取らずに乾燥させたとしても、水がボディーに張り付きながらゆっくりと切れるようになっています。水切れがよいため、水滴跡はほぼできません。
SHOQ
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- 多目的クリーナーとしても使えると聞きましたが本当ですか?
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はい、多目的クリーナーとしてご使用いただけます。SHOQは素材を傷付けることなく、泥や油汚れを洗浄できますので、足回り全体のクリーナー&ディグリーザーとしても使えます。また、フロアマットやオートバイなど、最後に水で洗い流すことができるものなら、特に素材は問いません。
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- チェーンクリーナーとして使用できますか?
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SHOQは、ホイールやタイヤにも使用できる洗浄剤です。ゴム部分を傷付けずに油汚れを綺麗に洗浄できるため、シール付きのチェーンなどにも問題なくご使用いただけます。
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- クロームホイールを洗浄したら、部分的に白い汚れが薄く残りました…。
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白い汚れが残ったのは、すすぎ洗いが不十分で、洗浄成分が汚れを包んで浮かした状態のまま残っているためです。再度、十分にすすぎ洗いをしていただければ解消できます。
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- ホワイトリボンタイヤにも使えますか?
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はい、問題ありません。SHOQはゴムに悪影響を及ぼさない洗浄剤なので、ホワイトリボンの白色が落ちてしまうことはありません。安心してお使いください。
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- 臭いがツンとくるタイプですか?
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SHOQは生物分解性の成分のみで製造されているため、刺激臭が出ることはありません。鼻にツンとくる独特な臭いが苦手な方にも、安心してご使用いただいています。
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- アルマイトリムのホイールに使っても問題ありませんか?
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SHOQは膨大なテストを繰り返し、配合成分や割合を安全なレベルまで調整しているため、アルマイト処理されたホイールにも使用可能です。一般的なアルカリ性のホイールクリーナーだと、アルマイト製アルミリムであることが多いアフターマーケットのホイールに対しては、攻撃性を示すことがほとんどです。
DETAILER
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- DETAILERは、どんな製品ですか?
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汚れた箇所に直接スプレーし、マイクロファイバークロスで拭き取るだけで、愛車の洗浄とポリマー被膜の形成ができる製品です。ワックスがけ直後のような艶のある表面を取り戻すことができ、汚れや紫外線、雨からボディーを保護します。塗装面のほか、樹脂製品や革、ゴム、カーボン、ガラスなどにも使用可能です。また、静電気の帯電を防ぐ効果もあるため、埃が付着しにくくなります。
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- 他社製品にも洗浄とコーティングを行える製品が増えてきましたが、ディテイラーをお奨め出来るポイントは何ですか?
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ディテイラーは2010年以前より、無水クリーニング&コーティング、そして万能ケア製品として世界中で販売されてきました。最近各社より発売されている類似製品のモデルとなった製品です。
一番のセールスポイントとしては『コーティングの一番大切な性能である保護の性能は充分に確保しつつ、あらゆる対象へ使用できるように設計された製品がディテイラーです。』とご説明しています。
車のボディーだけに偏らず、幅広い対象に使用が出来るよう成分調整がされているとお考えください。例えば自動車向けの製品としてインパクトの大きい撥水性のコーティングとしてしまった場合、どうしても不要なベタツキやテカリが発生し内装には使用し辛くなってしまいます。
また、必用以上の艶も、ボディー以外にはかえって下品な仕上がりとなってしまいます。
様々な対象へ幅広く使っていただくために過剰な性能を排除しコーティングの一番重要な性能である汚れの固着に対する保護力だけを発揮できるように設計されています。その保護力には目に見える汚れだけでなく、紫外線による色焼けや静電気によるホコリの付着を防ぐという点まで含まれています。
また無水洗浄も車の塗装面だけへの使用を考えるならば、否定的な面もあります。ただ愛車の内装や、皺目が黒ずんできた革製品、泥や油で汚れたロードバイク、塩水や魚の油で汚れた釣り竿、指紋で汚れたナビ画面などへ使用する事を考えた場合はいかがでしょう?スプレーして拭き取るという作業だけで全て問題解決できるのは大変便利です。
仮に無水洗浄に抵抗がある愛車の外装であっても、べったりとついた鳥の糞を見つけた時や旅行先でフロントグリルに大量についた虫の死骸を見つけた時は、どうですか??
きっとお役に立てるはずです!ディテイラーのルーツは高級クルーザーボートの清掃メンテナンス製品にあります。クルーザーには本革や繊細なクリアで保護された木製製品などが船内に使用されております。
そして水を使って清掃する事が難しい環境です。そういった状況でも、素材に影響を与えず、素早く汚れを除去し、尚且つ、潮風、塩水、強い紫外線による素材の劣化から可能な限り保護する性能が求められます。そしてすべての清掃保護の最大のポイントである、小まめに清掃ケアが行える製品である事も重要です。こうして生まれた製品が、車を中心としたライフスタイルを持つ集団によって見いだされ誕生したのがディテイラーです。

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- 水を使わなくても洗車できますか?
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DETAILERには泡成分と浸透力の高い水が配合されているので、水でそそぎ洗いしなくてもクロスで拭き取るだけで洗浄可能です。さらに、シリコーン化合物のポリマー成分が表面をコーティングするため、汚れの付着を防ぎます。コーティングの効果は、約4週間続きます。
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- マット塗装車やラッピングシートにも使えるんですか?
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はい、使用できます。成分が白く残ることはなく、またマット塗装が艶々になる心配もないため、素材の風合いを損なわずに洗浄とコーティングが可能です。コーティングは薄く均一に張ることができ、ツルツルな表面なら艶と輝きのある状態に、マットな表面は艶消しした状態に仕上がります。
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- DETAILERにはシリコンが入っていますか?
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ごくわずかのシリコーン化合物をポリマーのベースとして使用していますが、シリコンベースの製品ではありません。滑りやすい表面を形成するシリコンは、汚れの付着を防ぐメリットがありますが、施工面にシミや拭きムラを作ってしまいます。仕上がるまでに多大な時間と手間が必要になるため、現在ではあまり使われていません。
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- DETAILERで洗浄した場合、ボディーに傷が付いたりしませんか?
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DETAILERに含まれる成分が汚れを包み込み、ボディーから浮き上がらせるため、拭き取りによる傷付きを防ぐことができます。なお、その際はマイクロファイバークロスなど、柔らかくて綺麗な布でやさしく拭いてください。汚れたクロスを使用したり、力を入れて拭き取ったりすると、車の表面に汚れが押し付けられて傷となってしまいます。また、手で触ってザラザラ感があるほど汚れている場合は、そのまま拭き取るとボディーに傷が付いてしまいます。そのため、事前に洗車されることをおすすめいたします。
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- 樹脂やゴム、革などに使用しても、表面がひび割れしませんか?
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DETAILERにはごくわずかな石油系溶剤が入っていますが、成分の展延性や洗浄効果を補助する役割を持っています。作業後はほとんどが揮発して施工面に残らないため、樹脂やゴム、革などの素材を傷めるレベルではありません。どうぞ安心してお使いください。
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- 黒い車だと、他社品でムラがひどく困っています。DETAILERは大丈夫ですか?
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DETAILERは軽い拭き上げでもムラになることがありません。拭き取る際は、清潔で乾いたマイクロファイバークロスを使用してください。すばやく簡単にムラのない仕上がりになります。水のない場所でも車を美しく仕上げられる点は、カーショーやカスタムコンテストにエントリーするカーオーナー様から厚い支持を得ています。
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- 樹脂部品にワックスが白く残ったりしませんか?
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ポリマー成分が非常に薄く均一にコーティングされるため、樹脂部分やざらついた部分に使用しても、成分が残ることはありません。使用後に白い拭き残しのような状態になることはなく、手軽にお使いいただけます。
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- 車の塗装に影響することはありませんか?
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DETAILERには、刺激性の強い成分が配合されていません。塗装に何らかの影響を及ぼさないか、何度もテストを重ねた上で製品化されました。中性なので、ガラス系コーティングの車両にも安心してお使いいただけます。
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- 内装にも使うことはできますか?
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ベタつきのないサラっとした仕上がりになりますので、メーターパネルやダッシュボード、レザーシートなどの内装もクリーニングできます。また、ガラスの内側を拭いても、ギラつくことはありません。ただ、水分が染み込むファブリック(繊維)系の部品やアルカンターラ(バックスキン)には使用できません。
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- ミンクオイルと併用し、革に使用してもいいですか?
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はい、ほかのクリーナーやコンディショナーと併用しても革製品に悪影響はないため、何も問題ありません。すでにトリートメントされたレザーを綺麗に洗浄し、その上からコーティングを施すことができます。
HEXX
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- ガラスコーティングした車両に使用したいのですが…?
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HEXXは、ミクロレベルの粒子を用いた研磨剤です。せっかくのコーティングをミクロ単位で剥がしてしまいますので、コーティング車両にはおすすめいたしません。
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- どんな樹脂製品にも使えますか?
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プラスチック製のバケツに使われているような樹脂は非常に柔らかく、研磨ができません。そのため、PPやPEといった樹脂製品にはご使用いただけません。
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- SILQとHEXXの違いはなんですか?
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SILQは、(1)表面の汚れの除去(2)ポリッシュ(3)ポリマーコーティングの3つの効果を持つ製品です。車両に施工されたコーティングにもダメージを与えません。一方、HEXXはクリアコート及びアフターマーケットのコートの層を削り、平滑な面を作るミクロレベルの研磨剤です。使用後に保護膜を形成することはありません。HEXXのご使用後は、SILQやDETAILERを使ってボディーをコーティングしておくと効果的です。
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- HEXXに入っているコンパウンドは、何番の番手相当になりますか?
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HEXXの番手は、研磨剤に分類されないグレードです。通常のコンパウンド入り研磨剤は傷を取ることはできますが、施工面を鏡面にすることはできません。HEXXはミクロレベルの超微粒子コンパウンドによって、小さな傷を除去するだけでなく、表面を鏡面仕上げにすることができます。
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- バフマシンで施工する際のポイントを教えてください。
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一般的な方法だと、ウールパッドのバフマシンがおすすめです。まず磨く場所に非常に薄くHEXXを塗布し、スローまたはミディアムスピードで作業します。本剤が乾くと研磨能力がなくなってしまいますので、スプレーなどで施工面を軽く湿らせて作業してください。
なお、バフマシンはクリアコートの広範囲のスワールマーク(洗車傷)を除去できますが、正しく扱うにはバフマシン作業の知識が必要ですので、次のステップとして考えてください。HEXXは、手作業でも大部分の磨き傷を除去可能です。
METAL POLISH
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- クロームメッキに使っても傷が付いたりしませんか?
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ご使用いただいて大丈夫です。美しく仕上がる研磨剤を使っていますので、クロームメッキに磨き傷が付くことはありません。また、錆が出たクロームメッキなら、積極的にお使いいただくことで、見た目の改善と悪化の抑制ができます。
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- CHROME CLEANERとの違いは?
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CHROME CLEANERとの違いは、研磨性能の有無です。CHROME CLEANERにはほとんど研磨能力がありませんが、METAL POLISHは研磨能力をメインとする製品です。
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- アルマイト処理されたアルミ製品に使うと、どうなりますか?
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アルマイトはアルミの表面を人為的に酸化させ、錆への耐性を持たせた一種の被膜です。METAL POLISHを使用するとアルマイトの被膜を削り取ることになり、METAL POLISH自体の被膜効果が薄れると、白く錆びる状態になってしまいます。ただ、白く錆びたアルマイト製品なら、お使いいただいても問題ありません。
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- アルミパーツ部分のアルマイトの有無を見分ける方法は?
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汚れの目立つ明るい色のクロスで、アルミパーツの表面をこすってみてください。クロスが黒くなる場合は、そのアルミパーツにはアルマイト処理がされていません。
SILQ
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- ポリマーコーティングを繰り返すと塗装面を痛めると聞きますが、大丈夫ですか?
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学術論文や技術レポートにおいて「変性シリコーンポリマーコーティングが自動車塗装の酸化を促進した」という報告は見当たりません。むしろ、逆に塗装保護に利用されている例が多く見られます。
元となるシリコーンは化学的に不活性であり、自動車の塗装面と反応したり侵食したりしないと考えられます。
実際、シリコーンオイルは多くの素材に対して悪影響を及ぼさないことが知られています。
信越シリコーンの技術資料によれば、シリコーンオイルはアルミニウムやステンレスと共存させてもほとんど影響を及ぼさない(反応しない)とされています。
アルミニウムは酸化被膜を持つ金属ですが、その表面上でも特に腐食を促進したり反応生成物を生じたりしないということです。
これは、シリコーンオイルが塗装面(クリアコートやカラー層)に対しても化学的に中性であることを示唆します。
実際のユーザーからの問いに対する回答でも「シリコーンオイル自体は塗装を侵さない」と明言されておりシリコーンは塗装そのものを傷める成分ではないというのが専門家の共通認識です。
シリコーン=塗装に悪影響という俗説は過去から繰り返し議論されてきましたが、現在では否定されています。
大手化学材料各メーカーでも、「シリコーンは不活性であり、塗装を害することはできない。ワックス被膜中のシリコーンという形で塗装表面に乗っている場合など、なおさら問題ない」との回答が得られます。
実際、現代の自動車用ワックス・コーティング剤のほとんどに何らかのシリコーン成分が含まれておりますが、それは製品の光沢や塗布性、耐久性を向上させるために不可欠だからです。
塗装後の車にシリコーン成分を使うこと自体は問題があるどころか、むしろメリットが多いため、長く広く利用されてきたというのが周知の事実です。
以上より、シリコーンは塗装表面に付着・被膜化しても塗膜を化学的に分解・侵食することはなく、むしろ塗装ケア製品の艶出し・保護成分として一般的であると言えます。
したがって、「シリコーンを塗ったせいで塗装が酸化しやすくなる」という主張は、発信者個人の主観によるもので、科学的根拠が乏しいと考えられます。”
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- シルクに配合の磨材は塗装面に凸凹の傷をつけ劣化を早めると聞きましたが本当ですか?
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まず一般的な磨材のご説明です。0.5~1μmあたりの粒径の磨材は手磨きでも十分にクリア層を整えられる実用上の最細レベルであり、塗装への負担も極めて小さい磨材です。
例えば、粒径0.5μm前後の研磨剤は、光学レンズ研磨に使用するレベルなので、当然、塗装面に凸凹を残す事は不可能です。
厳密にいえば塗装面のクリア層を極僅かに削ってしまうリスクはありますが、手磨きであれば不可と言っても良いレベルです。
次にシルクのご説明をします。シルクは手磨きでも鏡面状態を再現するために、このようなサブミクロン粒子のコンパウンドを用いています。
さらに安全対策として、シルクに配合する磨材はモース硬度を一般的なクリア塗装のモース硬度に近づけ、わずかに硬い程度に調整しています。
ちょうど、木のまな板を木べらで擦っても傷がつかないのと同じです。
ですので、配合材料の研磨性能の限界から、その危険性を科学的かつ客観的に見ても、劣化の原因につながる凸凹を塗装面に残せる要素がありません。
こういった様々なチューニングでシルクは塗装表面に目視可能な傷を残すことなく、安全に塗装面上の固着物を除去し、同時に滑らかで深みのあるツヤを得られる製品としています。
その研磨レベルは「磨く」というより、「曇りを取り、ツヤを引き出し、整える」というレベルです。
新車時のクリア塗装の鏡面状態を維持したまま、安全かつ穏やかに艶を維持することができる様に設計されています。
プロから一般ユーザー向けまで幅広い層に、十年以上も支持され続けている事こそが、その信頼性の証です。
本製品が、塗装面を研磨するや凸凹傷を残すなどの主張は、思い込みと主観によるものであり、科学的根拠が乏しいと考えられます。
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- 内容成分のミネラルスピリットとは何ですか?
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製品の施工性を向上させるために展延剤として、ごく少量配合した溶剤です。施工と同時に揮発してしまいますので、塗装面に影響が出る事はありません。
シルクに配合しているミネラルスピリットはイソパラフィンです。その中でも塗装面や環境面に対して安全なタイプのイソパラフィン油を使用しています。下記にその特徴の一部をご紹介します。
〇ゴム、プラスチックへの影響が極めて少ない。(SP値 1.93)
〇オゾン層を破壊しない。
〇安全性が高い
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- 購入して1年前後で液剤が水と固形に分離した様になってしまいました。
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保管状態にもよりますが、低温10℃以下であったり、高温40℃以上の環境で長期保管されますと、製品中に含まれた水分や溶媒が分離します。ですがこれによって、製品が使用できなくなることはありません。製品を振ると、製品はクリーミーな白い外観に戻ります。分離を確認した場合は、蓋をしっかり閉めて容器を振ってください。最初は分離により発生した水分が容器内を動く「バシャバシャ」という音がしますが、すぐに音が変化します。そのまま振り続けていただければ次第に音がしなくなり、完全に音がしなくなった時点でクリーム状に戻っています。

若干の分離状態があっても製品の性能に影響は出ませんのでご安心ください。キャップを外すのではなく、蓋をはねあげて液剤を絞り出す通常の取り出し方法でご使用いただく事で、キャップ部分でも練りだされるようになっております。

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- ガラスコーティングされた車両に使用しても大丈夫ですか?
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SILQとDETAILER、JUJUはアフターマーケットのコーティング(ガラス、クオーツコート)にもご使用いただけます。ただ、HEXXに関しては、ガラスコーティング後の車両への使用をご遠慮ください。ミクロレベルの研磨剤であるHEXXは、レイヤーを剥がしてしまう恐れがあります。
ガラスコーティングは、ベースコートに【傷に対して効果を発揮するガラスコーティング】が施工され、その上にトップコート=【汚れを防ぐコーティング】が施工された状態の2層構造となっているケースがほとんどです。
ベースコートのガラス層は【磨き傷を防ぐ目的から硬く固まるコーティング】となっています。
一旦施工すると硬化してしまう為、機械で研磨して剥離するしか方法がありません。当然シルクを施工した程度では絶対に除去ができません。
次にその上に施工してあるトップコートは【汚れを防ぐ目的のコーティング】で、その多くが汚れを受け止める事で自然劣化して役割を終えます。ですので1~12ヶ月で定期的なメンテナンスを行いこのトップコートの入替作業が必要となります。
なぜ、そのような2層構造となるかですが、
ガラスコーティング層はその特性上、水滴跡を作り出す無機汚れに対しては大変弱く付着させやすい性質の被膜で、そのガラスコーティング層を含め車を汚れから守るためには防汚性能に優れたトップコートを常に被膜させておく必要があるためです。
ガラスコーティング施工車には必ずと言っていいほどメンテナンスキットが付属され、定期メンテナンスが必要と説明されるのもこのためです。(又は定期来店によるチェックが必要と説明)
シルクはこのメンテナンス作業【水滴跡など洗車で落とせない汚れの除去や有機コーティング層の定期入替】をご自身で行える事ものです。
シルクもガラスコーティングに付属されているメンテナンス剤も同様に、洗車では落とせない水滴跡を除去する仕組みはほぼ同じで塗装面に影響のでないレベルで水滴跡を磨き取る方法をですので、シルクを使う事でのみベースコートであるガラス層に影響を与える事はありえないと考えられます。(※1)
(※1 ポリッシャーなど機械を使用しての施工を行いますとポリッシャー自体の研磨力でガラスコーティングを削り消失させてしまう事があります。)
ただし、この作業を行うにあたり、撥水の性能はシルクの疎水性となりますため、メーカー様の指定メンテナンス剤以外を使用した事とり、保証対象外となるリスクがある点は予めご了承をお願い申し上げます。
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- ポリマーは油膜になると聞いたことがあるのですが…。
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ボディーに被膜したポリマーは酸化することはあっても、油膜は形成されません。例えば、プラスチックのボトルが何年も太陽光や熱に晒され、酸化過程でボトルが曇ったり脆くなったりしても、油膜ができないのと同じです。
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- SILQをガラスに使うとどうなりますか?
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SILQには、表面の汚れの除去効果・ポリッシュ効果・ポリマーコーティング効果があります。そのため、ガラスに使用した場合は、汚れを除去してガラスをクリアーにするだけでなく、ポリマーコーティングの撥水効果で水滴が付きにくくなります。
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- カーボンに使用すると、どんな効果が期待できますか?
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SILQをカーボンに使用した場合、紫外線による劣化からの保護効果が期待できます。カーボンパーツは形状を維持する樹脂部分が紫外線に弱く、長時間にわたって紫外線を浴び続けると劣化します。SILQに含まれるポリマーコーティングは紫外線の吸収力に優れているため、カーボンパーツが受ける紫外線量を減らすことが可能です。
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- 濡れたボディーにも使用できますか?
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はい、ボディーが濡れていても特に問題はありません。ただ、その後の拭き上げ作業の効率を考えると、軽く水滴を拭き取ってからSILQをご使用になる方が、短時間で美しい仕上がりになります。
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- ボディーが熱い状態でも使用できますか?
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施工面が熱くなった状態でのご使用は、シミやムラの原因になります。そのため、SILQの使用時は直射日光を避け、施工面が熱くならないよう注意してください。
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- 定着まで、どの程度の時間が必要ですか?
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シルクは硬化型のコーティングではありません。
化学的に塗装表面に結合するタイプです。
従いまして定着時間を必要としません。
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- ムラができないように施工するポイントは?
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暑い日や乾燥の激しい日は、最初から湿った状態のクロスにSILQを付けて施工するようにしてください。塗り伸ばしがスムーズになって厚塗りを避けられるだけでなく、作業性、仕上がりが共に向上します。
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- ムラができた場合は、どうすればいいですか?
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基本的にSILQはどのような磨き方でもムラができない仕様になっていますが、それでもムラが発生した場合は厚塗りによる拭き取り不良が原因だと考えられます。
この場合、湿ったマイクロファイバークロスでムラになった部分を拭き、次に乾いたマイクロファイバークロスで力を入れずに拭き上げてください。
CHROME CLEANER
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- なぜ、樹脂部品をメッキしたものにはおすすめしないのですか?
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CHROME CLEANERの保護被膜はオイルベースになっており、樹脂ベースのメッキ部品に使用した場合、汚れが付着しやすい状態になってしまうためです。
CHROME CLEANERは金属ベースの錆に対し、保護効果を高めています。樹脂ベースのメッキ用ではないため、ご使用をおすすめしておりません。
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- 錆が出たクロームパーツを再生できますか?
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CHROME CLEANERは表面に付着した汚れをクリーニングする程度の磨き能力しかないため、錆を綺麗にすることはできません。錆がひどい場合は、METAL POLISHをご使用ください。
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- どんなクロスで塗り込みや拭き取りをしたらいいですか?
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特に使用クロスを指定していませんが、クロスが原因で磨き傷が付くこともありますので、できる限り柔らかく厚手のものをご使用ください。また、使用したクロスは、CHROME CLEANER専用としてお使いください。
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- バフマシンで施工する際のポイントを教えてください。
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一般的な方法だと、ウールパッドのバフマシンがおすすめです。まず磨く場所に非常に薄くCHROME CLEANERを塗布し、スローまたはミディアムスピードで作業します。本剤が乾くとクリーンアップ効果がなくなりますので、スプレーなどで施工面を軽く湿らせて作業してください。
なお、バフマシンを正しく扱うためには作業に関する知識が必要です。そのため、バフマシンの使用は次のステップとして考えてください。
SEALANT
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- ディテイラーやシルクはもちろん、他社のポリマーやワックス、ディーラーで施工したガラスコーティングの上から施工しても良いのでしょうか?
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シーラントは、ガラスコーティングを含む任意で施工されたコーティングの上に塗布することができます。これにより別に新たな保護層が提供されるだけであり、既存のコーティング上に適用されることによってそれらのコーティングはもちろん、シーラント自身の性能にも損傷を与える事はありません。


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- どの程度の施工量がありますか?
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1本のボトルで少なくとも2台、基本的には5台の施工が可能です。
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- 濡れた面に施工できますか?
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乾いた面への施工となります。
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- ムラになってしまいます、何故でしょう?
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施工面は乾いていますか?また綺麗な状態になっていますか?どちらも大丈夫な場合は、一度に広い範囲にスプレーして作業をしていませんか?ワンプッシュスプレーをして十分に拭き伸ばし、またワンプッシュスプレーしてという感じで、オーバースプレーにならない様に作業を進めてみてください。また、作業の途中で、拭き伸ばしに使用しているクロスが湿ったり、黒く汚れてきたりした場合は、そのまま作業を継続せずに、新しいクロスに交換して作業を進めてください。
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- 他のVOODOORIDEシリーズを併せて使用する場合は、どの順番で使うのが正しいですか?
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シーラントを施工する際は【塗装表面を綺麗にしておく】というポイントを押さえて考えていただくと理解がしやすいと思います。
① ジュジュで洗う【予洗い】
② シルクで水アカや水滴跡を除去する(酷い場合はヘックスを使用)
③ シーラントを施工する
上記の作業で、その回のコーティング作業は完了です。次にしばらく、車に乗っていただいた後、お車が汚れてきたら
④ ジュジュで洗う又はディテイラーでメンテナンスする
という作業でケアを行います。数か月間は④の作業を繰り返すだけで、今までにない艶感を維持できます。
シーラントの効果が無くなってくると、【洗っても落ちない水垢が目立ってきます】、そのタイミングが来たら再ひ①~③の作業を行います。
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- シーラントをワックスやポリマーの上に施工した場合でも、シーラントが6〜12か月以上続くのはなぜですか?ワックスやポリマーが先に効果を無くした場合、シーラントも一緒に流れ落ちてしまうのではないでしょうか?
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シーラントは「ナノ」分子で作られており、既存のワックスやポリマーより微細な隙間に定着が可能となっています。既存のワックスやポリマーの劣化が進むと実際にシーラントが表面のより深いところまで浸透する為、他のコーティングが溶解しても、シーラント保護剤は残ります。(※塗装やガラスコーティング層に浸透する事はできません)
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- シーラント施工後にヘックスやシルクを使用するとシーラントは除去されてしまいませんか?
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VR7006ヘックススクラッチリムーバーに関しては、クリアコートの傷を修正したり除去するための穏やかな研磨剤が配合されておりますが、シーラントの化学的性質を低下させるような強い化学物質ではないため、一回の使用で除去は厳しいと考えられます。シルクにおいては、研磨剤と呼べるレベルの磨材を使用していないのでシーラントが除去される事はありません。
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- 定着まで、どの程度の時間が必要ですか?
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ナノテクノロジーシーラントは硬化型のコーティングではありません。
化学的に塗装表面に結合するタイプです。
従いまして定着時間を必要としません。
HYPD
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- タイヤのひび割れにつながることはありませんか?
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VOODOORIDEのHYPDは、水性成分で作られています。タイヤを劣化させる油性の成分は含まれていないため、ひび割れの原因になることはありません。ご安心ください。
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- どれくらいの期間、効果がありますか?
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洗車回数で数えると、10回以上の洗車にも耐えられる仕様になっています。期間にしても、長期にわたってタイヤは汚れにくくなります。なぜなら、ベタつきのあるタイヤワックスと比べると、HYPDはサラサラの触感に仕上がり、汚れが付着しにくい状態になるからです。長期間の汚れにくさを、ぜひご体感ください。
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- ホイールやボディーを汚してしまうことはありませんか?
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タイヤワックスがホイールを汚すのは、雨で油分がホイールに流れることが原因です。また、ボディーが汚れるのは走行時にワックスが飛び散るためです。まったくベタつきがないHYPDは、ホイールやボディーが汚れる心配はありません。
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- HYPDを間違ってホイールに付着させてしまいました…。
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ホイールに誤ってHYPDが付いたとしても、洗浄すれば何も問題ありません。HYPD自体がボディーの塗装を劣化させることはありませんので、どうぞご安心ください。
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- なぜ、車以外のタイヤには使えないのですか?
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何らかの原因で走行面にHYPDが付着すると、非常に滑りやすくなるためです。最悪の場合、事故につながる恐れがあります。
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- どんな仕上がりになりますか?
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HYPDを使用すると、新品のような自然な黒色をしたタイヤに仕上がります。艶々になることはありませんが、半艶の黒色が強調されます。
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- なぜ、HYPDでタイヤの劣化を抑えられるのですか?
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タイヤが劣化するのは、紫外線やオゾンなどが主な原因です。HYPDは紫外線やオゾンをブロックする被膜でタイヤをコーティングするため、劣化からタイヤを守ることができるのです。
GO-X COAT
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- 黒っぽい液体が出ます。
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正常なのは“グレー”の液体です。
黒く見える場合は、撹拌が不十分で成分が均一に混ざっていない状態です。
使用前によく振ってからスプレーしてください。なお、グラフェンの色はもともと黒色ですが、
車体が黒く染まることはありません。表面に均一に広がる透明薄膜として定着するため、施工後の色味に影響はありません。
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- ガラスに油膜が出来ないのは何故?
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【GO-Xが油膜を“作らせない”3つの理由】
GGO-Xコートは、一般的な撥水剤とはまったく異なる仕組みで、油膜の発生を根本から防ぎます。そのため、雨の日でも視界が白く曇らず、クリアな透明感を長くキープできます。
① 油を寄せつけない素材
GO-Xに含まれる酸化グラフェンは、油を弾く性質(耐油性・低表面エネルギー)を持っています。そのため、走行中に付着する排気ガス中の油分や道路汚れが表面に留まらず、油膜が形成されにくくなります。
② ナノレベルで表面がなめらかになる
GO-Xは、施工面をナノスケールで平滑化します。ガラス表面の微細な凹凸が埋められることで、油や汚れが引っかかる“スキ間”がなくなり、結果として汚れの密着・膜化を防止します。
③ 光をしっかり通す透明被膜
酸化グラフェンは極めて薄く、透明度の高い素材です。光の透過を妨げないため、従来の撥水剤で見られるような白っぽい油膜やギラつきが発生しません。常にガラス本来の透明感とコントラストを維持できます。
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- 除去したい場合の方法は?
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GO-Xコートを除去したい場合は、下記の方法をお試しください。いずれの方法でも、塗装面を傷めないように力を入れすぎず、乾いたクロスで拭き上げることがポイントです。
① 肌調整剤(コンパウンド)の使用
- **研磨力が強すぎない超微粒子タイプ(粒径3〜5 µm以下)**を選んでください。
- 表面吸着層を物理的に均一除去できます。
- 目安として、仕上げ用または最終ポリッシュ用の粒度が適しています。
② シリコーン除去クリーナー/ワックスリムーバーの使用
- 揮発性の高い専用クリーナーを使うと、表面の吸着層を効率的に分解除去できます。
- 作業後は乾いたクロスで丁寧に拭き取り、完全に乾燥させてください。
③ IPA(イソプロピルアルコール)または多目的脱脂剤の使用
- 塗装面に負担をかけず、GO-Xコートの初期膜を部分的に軟化・除去できます。
- 強く擦らず、拭き取りを数回に分けて行うと均一に仕上がります。
注意
完全除去後は、必要に応じて再施工を行うと、表面の防汚性・滑水性が元に戻ります。
強力なアルカリ系クリーナーや粗いコンパウンドは、塗装や樹脂パーツを傷めるおそれがあります。
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- くり返し施工するとどうなりますか?
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洗車やメンテナンスのタイミングで数回くり返し施工することで、GO-Xコートの防汚性・滑水性はさらに高まります。その理由は次の3つです。
1. 吸着型コーティングによる“重ね塗り効果”
GO-Xは硬化型ではなく、表面吸着型のコーティングです。被膜成分は塗装面にファンデルワールス力・水素結合・物理吸着で密着しています。この吸着層の上に、新たな分子が再び吸着できるため、施工を重ねるごとに膜が多層的に積み重なり、より安定した被膜になります。
2. 還元グラフェンの「自己整列」作用
還元グラフェン(rGO)は、原子レベルで平らな炭素シート構造を持ちます。一度施工した表面に、次のGO分子が重なると、それらが自然に同じ方向へ整列しながら吸着します。その結果、層が緻密化し、より滑らかで強靭な多層フィルムのような構造が形成されます。
3. 微細な傷を埋めながら表面を均質化
各層がナノレベルの薄膜として広がり、塗装面のサブミクロン級の凹凸や微細な傷を埋めて平滑化します。これにより、くり返すたびに表面が均一になり、摩擦が減って汚れが付着しにくく、水がより速く流れ落ちるようになります。
繰り返し施工で得られる変化(まとめ)
回数 表面の状態 機能の変化 初回施工 1層目が吸着し、還元が開始 撥水・滑水効果が表れ始める 2〜3回目 rGOが増え、層が緻密化 滑水性・防汚性が顕著にUP 4回以上 表面がさらに均一化 親水・撥油・ウォータースポット防止性能が最大化
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- 施工後48時間以内に雨に濡れた場合はどうなりますか?
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48時間以内に雨に濡れても、再施工の必要はありません。
酸化グラフェンは環境中の水分や酸素、光(紫外線)によって徐々に還元(rGO化)が進みます。
一時的に雨に濡れると、この還元反応が少し遅れることはありますが、乾燥環境に戻れば自然に進行し、最終的な被膜性能には影響しません。
ただし、還元が完全に終わっていない初期段階では、フィルムの機械的強度がやや低いため、強く擦ったり、乾拭きすることは避けてください。
自然乾燥後、時間とともに被膜は安定し、本来の高耐久性・撥水性・防汚性能が発現します。
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- 施工すると酸化グラフェンは施工面でどうなりますか?
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GO-Xコートを施工すると、酸化グラフェンは次のような変化を起こします。
① 施工直後
塗布された酸化グラフェンは、分散剤とPDMS(シリコーン樹脂)の働きによって、
施工面全体に均一なナノ薄膜を形成します。そのため、ムラにならず安定して定着します。
② 硬化・安定化(〜48時間)
乾燥・反応の過程で、酸化グラフェン中の酸素官能基が徐々に脱離し、還元グラフェン(rGO)へと変化します。この「還元反応」により、炭素格子(sp²構造)が回復し、フィルム全体の機械的強度・耐摩耗性・耐候性が大きく向上します。
つまり、施工直後は“酸化グラフェンによる密着と分散”、48時間後には“還元グラフェンによる強靭な保護膜”が完成します。
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- 撥水に見えますが、ウォータースポットはできませんか?
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GO-Xコートは、水をはじいているように見えても、一般的な“撥水系コーティング”とはまったく異なる仕組みで水を流しています。
被膜に含まれる酸化グラフェンが、表面を原子レベルで平滑に整え、同時に極めて低い表面エネルギーをつくり出します。
そのため水滴は油分ではなく自らの表面張力で丸まり、スーッと流れ落ちる(滑水性)状態になります。
また、GO-Xコートには一般的な撥水剤に多く含まれる油分が一切使われていません。
そのため、油膜のベタつきやホコリの吸着が起こらず、塗装面を長期間クリーンに保ちます。
さらに、酸化グラフェンは電気を通しやすい弱導電体であるため、静電気が発生しにくく、ホコリや砂を引き寄せにくいという特長もあります。
これらの性質が組み合わさることで、水滴は表面にとどまらず、乾いたあとにできる「ウォータースポット(雨ジミ)」も、従来の撥水コーティングに比べて大幅に抑制することができます。
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- 撥水ですか?イオンデポジットが残り易くなりませんか?
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酸化グラフェンは、炭素原子がハチの巣状に並んだグラフェンという非常に薄いシートに、酸素官能基が結合したものです。原子の結合が非常に強固で、尚且つ原子レベルで滑らかな面をつくるため、水との接触面が小さく保たれ、素材そのものが疎水性能(撥水)を示します。従来型コーティングの疎水性能(撥水)は油分(炭化水素)の非極性(磁石の様に±がない)による作用が大きく極性を持つ水を弾いていました。見た目は同じ撥水ではありますが、油分主体のコーティングは表面強度がなく柔らかいため、塗装面上に長時間残留している間に汚れや油膜を残しやすくなってしまいます。「撥水は水滴跡が残りやすい」という印象は、ここからきています。一方、酸化グラフェンの疎水(撥水)は素材の持つ究極の滑らかさから生まれており、汚れや油膜を残す要素がありません。
ですので、結果としてウォータースポットなどの汚れが遥かに残り辛いコーティングとなっています。
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- 施工後48時間以内に雨に濡れた場合の影響
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48時間以内に雨に濡れた場合の影響は以下です。ただし、通常のカーケアのタイミングで施工を繰り返す事で充分に補完されます。剥離して再施工する必要は、全くありません。
1.還元速度の低下: 水分が酸化グラフェンの還元反応を一時的に遅らせる可能性があります。これにより、還元グラフェンの形成が一部遅れることがあります。
2.フィルムの一時的な弱体化: 還元が完全に進行していないため、フィルムの機械的強度が一時的に低下する可能性があります。
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- ガラスにも使えるのですか?
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ガラスにもお使いいただけます。還元グラフェンの強固な結合力と滑らかな平面で水との接触角を小さく保ち撥水させる事ができます。従来の油分による撥水では無いため、下記の効果が得られます。①油膜ができません。②水滴跡の固着によるウロコができません。③ワイパーのビビりが発生しません。
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- 酸っぱい臭いがします。酸性ですか?
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GO-XコートのpHは 4.5〜5.5 に設定されています。これは、材料の安定性を保ちつつ、塗装面への密着性を最適化し、さらに防腐性と抗菌性を確保するための最もバランスの取れた範囲です。このpHは中性(pH7)よりわずかに低い値ですが、一般的に「弱酸性」と呼ばれる領域であり、ボディソープやシャンプーなどのパーソナルケア製品(pH約5.5)と同程度です。
したがって、GO-Xコートは人体にも塗装にも安全な弱酸性域にあり、酸による腐食やダメージを与えることはありません。安心してお使いいただけます。
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- GO-Xコートを他社のコーティングの上から施工しても大丈夫ですか?
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既存のコーティングを攻撃する成分は入っていません。ムラの発生に関して他社製品との相性までは検証しきれません。お手数ですが、予め目立たない箇所で確認をお願い致します。
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- くり返し施工できますか?
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洗車ケアのタイミングで数回施工を繰り返すことで防汚効果が向上します。理由は以下です。
1.各施工後の酸化グラフェンが完全に還元されることで、還元グラフェンの割合が増え、機械的性質と耐久性が向上します。
2.繰り返しの施工により、表面の微細な傷や不均一性が埋められ、より均一で滑らかかつ強固な保護フィルムが形成されます。
施工もとても簡単です。いわゆる硬化型コーティング剤のように施工から硬化まで駐車環境や気候に気を使う必要はありません。洗車の仕上げに気軽に追加施工してください。
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- ガラスに使用しても油膜にならないんですか?
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以下の理由から、ガラス撥水剤にありがちなギラギラする油膜を作る事がありません
1.油分を嫌う(耐油性)
酸化グラフェンに含まれる酸素官能基は油分を嫌います。そのため走行で付着する油性汚れが表面に留まらず、油膜のような層が形成されにくくなります。塗装面にGO-Xが施工された場合に塗装面に雨シミを残さない効果も同様の仕組みです。
2.表面平滑化
従来のガラス撥水剤はガラス表面に油の被膜を作る事で雨水を弾きます。この油の被膜は柔らかく、外的要因によって変形しやすいため汚れやミネラル分がその不均一な凸凹によって表面に残り易くなります。一方酸化グラフェンコーティングは原子レベルで非常に硬く均一で滑らかな表面を作り出します。その滑らかな面によって水との接触角を減らし水を転がし流します。また外的要因が加わっても滑らかな面を維持し続けます。
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- ムラになります。
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考えられる主な原因と対処法は次のとおりです。
① 既存コーティングの影響
以前に施工されたコーティング、特に油分の多い撥水性製品が劣化している場合、その残留被膜がGO-Xの定着を妨げ、ムラの原因になります。
→ 一度SILQでリセット(脱脂・再整面)してからGO-Xを施工してください。
② オーバースプレー(塗布量/つけすぎ)
GO-Xは一度の使用量を増やしても効果は向上しません。
1スプレーでしっかり伸ばしきり、クロスの滑りが軽くなったら次のスプレーへ。
この「スプレー → 均一に拭き伸ばす」の繰り返しが理想です。※オーバースプレーでムラが出た場合は、乾いたクロスで広く丁寧に拭き伸ばしてください。
乾拭きで簡単に修正できます。
(この現象はGO-Xに限らず、シーラントやディテイラー、SILQでも共通です。)
③ 施工面の温度が高い
ボディが熱い状態(直射日光・洗車直後など)では、液剤が急乾しムラになりやすくなります。
→ 日陰または冷えた状態のパネルで施工してください。
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- 他のVOODOORIDE製品との組み合わせが理解できません。
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カーケアのたびに、すべての製品を使う必要はありません。私たちはカーケアをスキンケアと同じ発想で考えて製品を開発しています。つまり、駐車環境や使用状況によって塗装面(=車の肌)の状態は常に変化します。そのため、その時のコンディションに合わせて必要な製品を選び、組み合わせて使うことが大切です。
下記の表では、塗装面の状態に応じて最適なVOODOORIDE製品をまとめています。
お車の“肌状態”に合わせてお選びください。